健康

肉・魚を食べなくてもタンパク質不足にならない説

みなさまこんにちは🌜
植物美容家のさとみ(@stm_nd)です(*ˊᵕˋ*)

インスタ(@s_t_m.1)では、ベジタリアンやヴィーガンに関する情報や、海外で今話題沸騰中の植物肉・代替肉に関する情報を発信していますが、それらの情報に関して一番多い質問が

肉や魚を食べないなんて、タンパク質不足になっちゃうんじゃない?

というもの。

DMなどでいただく質問でも、日常生活でベジタリアンであることを伝える時にも、まず開口一番に聞かれることが多いですね(*^-^*)

なので今回は、みなさんの気になる
タンパク質の疑問について解説していこうかと思います✩

 

まずは、
「タンパク質とはなんぞや?」
というところから説明していきますね✩

 

タンパク質とは

タンパク質は、「アミノ酸」という成分の集合体です。
アミノ酸は全部で20種類あり、そのうち体内で生成できない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼んでいます。
この9種類の必須アミノ酸は、食品から摂取する必要があります。

必須アミノ酸が食品中にどれくらい含まれているかを数値化したものが「アミノ酸スコア」で、100を満点としています。

鶏肉や豚肉、アジ、鮭、卵、牛乳などは、アミノ酸スコアが100です。

スーパーフードとして人気のチアシードや、日本ではなじみの深い食材である大豆や大豆加工品の豆腐のアミノ酸スコアも100です。

 

タンパク質はまずアミノ酸に分解されてから再びタンパク質に合成される

 

タンパク質食品を食べたときに体内で作られるタンパク質の量は、「その食べ物の中のアミノ酸がどれだけよく利用されたか」で決まります。

人間の身体は、タンパク質を食べた状態のままでは、利用・吸収することができません。
例えば、肉や魚は人間にとって「異種タンパク」であり、これらのタンパク質は、まず胃腸で消化されて、タンパク質の構成成分であるアミノ酸にまで分解する必要があります。
アミノ酸にまで分解されて初めて、体内で必要なタンパク質を合成できるようになるのです。

 

ゆうちゃん
ゆうちゃん
動物のタンパク質を食べてもそのまま人間のタンパク質にはならないんだね

 

前半あげた、体内で合成できない9種類の「必須アミノ酸」が含まれている食材ですが、実はフルーツと野菜になら、ほとんどの必須アミノ酸が含まれています。

そしてもうひとつ驚くべき事実として、
植物中に含まれているアミノ酸の利用可能量は、肉や魚などに含まれている量よりもはるかに多いのです。

 

かの天才科学者でベジタリアンであったアインシュタイン大先生も、このような言葉を残しています。

「ベジタリアンの生き方が、健康を保つ上での良い効果を上げていることは間違いない。この生き方は、多くの人々にとって最も役立つものである」

 

ちなみに、バナナに含まれるタンパク質は100gあたり1.1g。
これは、人間の母乳に含まれるタンパク質の量と同じです。

 

「タンパク質」の代表格、牛肉の元である「牛」は草食である


意外とわたしたちが気づいていないこの事実。
タンパク質豊富だといわれている牛も、肉を食べさせて育てるわけではありません。
牛が食べているのは「穀類と草」、いわゆる「植物」で、
「動物を食べなければタンパク質が合成できない」
という一般論は破綻していることがわかります。

 

多くの人が「タンパク質」とありがたがって食べている動物たちは、牛も豚も鶏も羊も全て、植物を食べることによって摂取した豊富なアミノ酸から、体内でタンパク質を製造しているのです。

ぴよ子&もーたん
ぴよ子&もーたん
ゴリラや象、キリンなど、草食で大きく強靭な身体をもつ動物はいっぱいいるよ🐄

 

ゴリラは「フルーツや植物」を食べて強靭な体を作っている

イギリスで世界的に有名な動物保護区を経営しているゴリラの権威ジョン・アスピナル氏とアドレイン・ダ・シュライバー氏は、

「ゴリラは自然界では果食動物であり、周囲に果物がある限り、他の食べ物には手をつけるようなことはしない」

と言っています。

 

わたしのまわりにはヴィーガンでゴリゴリの筋肉マンの友人が数名いますが、みんな口を揃えて
「肉などを動物性食品を食べなくなってからの方が筋肉がつきやすくなった」
「身体の回復が早くなった」

と言っています。
アミノ酸を摂ることで体内で効率よくタンパク質に作り変えることができるためだと思われます。

 

 

そもそも人間は「草食」説

 

自然界はその種が生き残るのに適した身体の構造をしています。
その環境に適応して子孫を繁栄させるのに最も適した姿形に進化を遂げてきました。

最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き残るのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である

というあまりにも有名な言葉を残したのは、自然科学者であり進化論を唱えたダーウィンですが、(ちなみにダーウィンもベジタリアン)
肉食動物と草食動物の歯の構造は、肉食動物は肉を引き裂くのに適した犬歯が発達しています。

一方で草食動物は、穀物をすりつぶすのに適した臼歯が発達していますよね。
わたしたち人間の歯の構造は、ほとんど草食動物に近い構造をしています。

また、手も、肉食動物が獲物を引き裂くのに適した鋭い爪を持つのに対し、人間は草食であるゴリラと同じように、果物をとったり皮をむいたりするのに適した手の形をしています。

 

食べ物は人間の精神にも影響する

 

食べ物と、心・精神のつながりは世界各地で言われていることですが、
インドの聖者ラマナ・マハルシ(ベジタリアン)は、動物にも敬意と愛を持って接したそうで、

完全に悟った人以外は、食物が心に影響を与える。 だから、菜食は重要。

というようなことを言っていたそうです。

 

要約リスト
  • タンパク質を食べてもそのままタンパク質にはならない。
  • タンパク質は、体内で消化・分解されて、アミノ酸になって初めて、タンパク質が作られる。
  • 体内で利用しやすいアミノ酸(フルーツや野菜)を含んだ食品を食べたほうが、効率良くタンパク質をつくれる。
  • 多くの人が「タンパク質」としてありがたがって食べている動物はすべて草食動物で、植物から豊富なタンパク質を作っている
  • 歯の構造や手の構造など、生物学的に人間は元々菜食である可能性が高い

 

菜食に関する情報や理解、認知度が欧米やヨーロッパに比べ50年は遅れていると言われる日本ですが、2019年からようやく、雑誌やテレビでヴィーガンが取り上げられ始めました。
ですがまだまだ、「肉や魚を食べないと栄養不足になる」という誤った洗脳が一般的です。

今回の記事が、

肉や魚、牛乳などを食べなくても全く問題ないんだ!

と新しい気づきになれば幸いです。

それではまた..♪

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