こんにちは☀️
(株)ラヴィステラCEO、植物療法士のさとみ(@stm_nd)です☺️
このブログの中にも吹き出しで時々登場している我が家の愛猫ゆうちゃん。
実は今年の元旦から、ずっと難治性口内炎で闘病していました。
治療法がないと言われるこの難病。
口内炎といっても、猫の口内炎は人間と違い口中が真っ赤に腫れてごはんを飲み込むのも激痛で、ステロイドで痛みを抑えてもだんだん効かなくなって、最後は食べられずに死んでしまう子や副作用で腎臓や肝臓をやられてしまう子もいるとっても怖い病気なんです。
一年かけていろんな治療法を模索してやっと完治と呼べる状態にまでなりましたので、同じ病気で苦しんでいる猫ちゃん、飼い主さんのために、
こちらに身体に優しい自然療法や東洋医学で効果があったものや試したもの、
ネットで効果があったと報告が上がっているものをまとめておきたいと思います(*^-^*)
口内炎の発症
様子がおかしいことに気づいたのが2019年1月。忘れもしない1日の元旦の夜でした。
いつもは元気いっぱいで食いしん坊、ごはんのおかわりをせがむゆうちゃんが、何も食べず、クローゼットの中に閉じこもって出てこない・・
もちろんお正月で動物病院もお休み。食欲や元気がないことが、口の中が原因だとこの時は気づきませんでした。
3日に病院が開いたのですぐに連れていき、獣医の先生に診ていただき、口の中が腫れていて食べられない状態であることに気づきました。
試した手術や治療法
初めは、漢方薬で口内炎を完治したという猫ちゃんの記事(→こちら)を見て、漢方とステロイド系の痛み止めを併用していました。
漢方薬は、横浜市旭区にある佐野薬局さんに処方していただいてました。
(2週間分で約13000円くらいでした)
郵送で送っていただけます。
ですが改善が見られず、全臼歯抜歯。
そのあと1ヶ月半は元気でしたが再発し、全顎抜歯。
ですがこの後からずっと改善がなく、関節炎のお薬を打ったり、サプリやらレーザーやら本当にものすっっごくたくさんのものを試しました(^_^;)
自然療法、代替療法を基本に以下のものを試しました。オススメ度を星で表しいます。
(あくまでうちの猫の経過や結果に基づくものなので、参考までにご覧ください。)
- セラプト
- プロバイオデンタル
- 漢方薬
- 鍼灸
- アイオニックシルバー
- ユッカ・インテンシブ
- レーザー治療
- 自然療法の動物病院で処方してもらったデトックス系ハーブと漢方薬
ゆうちゃんの場合、ダントツで効果があったのが、鍼灸でした。
病院は、五反田の品川年金事務所のビル1階に入っている、品川WAF動物病院さんです。東洋医学担当の女医さんが鍼灸を担当しておられ、週に一度診察をしておられるので、鍼灸は予約制となっています。
こちらに週1回の鍼治療に通い、約3ヶ月ほど治療を続けました。鍼灸は1回1万円(+税)なので結構な金額なのですが、何より大事なゆうちゃんの命には代えられないので仕事を増やしてがんばりました・・・!
正直、鍼治療をしていなければここまで元気にならなかったと思うし、あのままステロイドなど薬に頼った治療を続けていたら・・・と思うとゾッとします。
鍼灸は、こちらは1回1万円と結構なお値段で通うのが経済的には結構キツかったですが、他にも鍼灸を取り入れた動物病院があって、5000円くらいのところもありました。
経過としては、1ヶ月半までは変化がなく、そのあとになって、痛がらない日が出てきたり、また痛がったり。。。と波が出るようになりました。
2ヶ月あたりからは、痛くない日が続くようになり、1日の中で痛がる時間と元気な時間があったり、波が短く出るようになりました。
体調や行った治療、あげた漢方などを毎日日記につけておくと、小さな変化がわかりやすく、看病中に飼い主さんも希望が持てるのでオススメです(*^-^*)
amazonではアイオニックシルバーで口内炎が改善したとの口コミがいくつかあり試しましたが、うちの猫の場合は効果がわかりませんでした。
(口コミはこちらを参考にしてみてください。)
ペットボタニックスのアイオニックシルバーは、天然の健康サポートサプリメントとして広く知られている、副作用のない銀イオン水からできています。 アメリカでは銀は、非常に高い抗菌・殺菌力を持つ天然の抗生物質とも言われています。米国公的研究機関により、細菌・カビ・ウイルス・バクテリアなど、650種類以上の病原菌に効果があることが証明されています。
(Amazonの商品説明より)
ユッカインテンシブも口内炎に効いたというレビューがいくつもあって試しましたが、こちらもよく効果がわかりませんでした。
この後に鍼治療に切り替えたので、続けていたらもっと効果が見えたのかもしれません。
ユッカはステロイドサポニンを含んでいて、これはステロイドそのものではなく、体にステロイドを作るのを促進させるものです。
免疫力の下がっている口内炎の症状には悪いものではないし、勿体無いので今も時々健康維持のためにごはんに混ぜています。
ご覧の通り、この一年本当に色々調べて、試して、の繰り返しで、光が見えず
苦しんでいる我が子(猫)を前にどうすればいいのか、わたしも精神的に落ち込む日々でした。
痛がるゆうちゃんにシリンジで強制食餌をして、痛がって、それでも食べさせないと死んじゃうから、あまりの痛みに声をあげて口に手を突っ込んで鳴くのを見て、何度も「もう近いうちにお別れかもしれない・・・」
と思ったし、
つらくて泣きながら看病したこの一年の闘病は、簡単に言葉にできないほど辛かったです。
うちの子は全抜歯したので、もっと早く鍼やホリスティック医療と組み合わせていたら歯を残してあげられたのかもしれないし、
病気は獣医さんにお任せするのでなく、飼い主さんも勉強して、一緒に頑張る姿勢がとっても大事だなって改めて思いました。
だからこそ、同じつらい思いをしている飼い主さんにこの記事が少しでも参考になって、ちゃんと治るって希望をもって看病にあたってもらえたらわたしもとってもうれしいです。
今では以前のように大好きなごはんをいっぱい食べてくれて、夜中におかわりをせがまれて逆に眠れないくらい(笑)
昔みたいにお風呂の中に入ってきて、わたしにべったりストーカーしてくれたり、またこんな日がかえってくるなんて思ってもみなくて、何気ない毎日が本当に幸せです。
たくさんの治療法について書きましたが、一番の特効薬は、飼い主さんの愛のパワーです(*^-^*)
わたしも、こっそり泣きながら、でもゆうちゃんには毎日毎日、
「絶対治るよ」
「ママが必ず治してあげるからね」
って話しかけてました✨
一番つらくて不安なのはゆうちゃんだもんね。
何日も食べてくれなかった日は本当にいつお別れかわからなかったから、ただでさえ親バカで毎日言っているのに、大好きってさらに言いまくってました。
ゆうちゃん、これからもずっと一緒にいようね❤️