動物たちのこと

高級漢方薬のために犠牲になる熊

こんにちは🌞
(株)ラヴィステラCEO、植物療法士のさとみ(@stm_nd)です。

 

昔から身体に優しい治療法が好きでした。そして漢方薬について無知だった頃は、こんな残酷な背景のあるものがあることを知りませんでした。

漢方薬の「熊の胆のう」
みなさまはどのように生産されているかご存知でしょうか。

高級漢方薬熊胆(ゆうたん)の裏側

中国の工場では、熊を身動きできない小さな檻に閉じ込め、麻酔もなくお腹に穴をあけ、カテーテルを入れたまま、1日数回も「胆すい」を抜きます。それも10~20年と、一生続けられます。

熊の胆のうは、クマノイ(熊の胆)、熊胆(ユウタン)とよばれ、日本でも昔から万能薬のように使われてきましたが、日本薬局方に正式に記載させれている効能は、胃弱、食欲不振など軽微なものに限られます。

狩猟などから高値で取引されますが、既に薬効成分が「ウルソ」であることは判明しており、化学合成によって田辺三菱製薬が製品化しています。クマを犠牲にする必要性はなくなりました。

しかし高く売れるため、ワシントン条約に違反してでも輸入しようとする事例が絶えません。日本人も中国の悲惨なクマたちの状況に加担している現実があります。

クマ1匹から採れる一日の熊胆は、数十mlにしかなりません。そのため非常に希少で、1kgあたり300万円以上の価格がつけられます。

年間の生産量は7000kg以上とされますが、漢方薬として使われるのはごく一部。残りの多くはシャンプーや歯磨き粉、ワイン、お茶など、本来は熊胆を必要としないものです。

これらの熊胆製品の取引額は、年間2,000億円に達すると見積もられており、容易にこの慣習を廃止できない規模のビジネスになっています。

 

熊胆ができるまで

野山にわなを仕掛けて、熊を捕獲します。捕獲された熊は25年間もわたって胆汁を抜かれ、あまりの苦痛に耐えられず、最終的に切腹して自分の手で内臓を抉り出し、死ぬ熊もいました。

熊の自殺防止のために、「鉄服」と呼ばれる、強化された鉄製コルセットが開発されました。鉄製コルセットを熊の胴体に装着すれば、熊はまったく身動きが取れず、自殺することも出来なくなります。

熊の腹部に穴を開け、金属チューブを差し込み、そのチューブは肝臓に到達するまで深く挿入されます。

一日数回、胆汁を搾汁されます。鮮血が至るところに流れ、激痛に耐えながら、熊は雷のような吼え声で悲鳴を上げます。

しかし、鉄コルセットで固定された熊は一つ身動きできません。コスト削減のため麻酔は使われません。ある親熊は、残虐な生涯地獄から小熊を守ろうと、自分の手でわが子を殺してしまいました。

「熊胆ツアー」クマ牧場の飼育放棄で餓死する熊も

農業農村開発省は1月30日、東北部クアンニン省人民委員会に対し、同省のクマ農場で飼育されている全てのクマを、同省タムダオ国立公園内のクマ保護センターに移管するよう要請した。

同省が今回の要請を打ち出した背景には、同省で催行されていた「熊胆」目当ての観光客向けツアーが禁止されたことを受け、農場オーナーがクマの世話を放棄していることがある。同省森林警察によると、省内で飼育されているクマの大半は15~20歳の老齢で、採取できる胆汁が少なくなっていることも世話を放棄される理由の1つだという。

当局のデータによると、2013年末時点で152頭のクマが省内で飼育されていたが、2014年から現在までに108頭の死亡が確認されたという。死因は栄養失調や餓死とされている。

出典:クアンニン省:農場のクマが餓死、「熊胆」ツアー禁止で世話放棄

 

熊胆と同じ効能が期待できるハーブ

このように残酷な方法を使わなくても、植物性で同じような効能のあるハーブはいくつもあります。

さとみ
さとみ
熊胆に代わるハーブを、ハーバルセラピストであるわたしが厳選してみました。

ジャーマンカモミール

胃痛、食欲不振、吐き気

Yogi Tea カンフォーティング・カモミール(オーガニック)

ペパーミント

胃もたれ、鼓腸(ガスが溜まる)、吐き気


Traditional Medicinals オーガニックBelly Comfort(ベリーコンフォート)、ペパーミント

アーティチョーク

肝機能強化、胆汁分泌促進、消化促進


Solaray アーティチョーク葉エキス(ヴィーガン対応カプセル

 

ミルクシスル

肝臓をアルコールから守る、肝細胞の修復、二日酔い対策


Solaray マリアアザミエキス(ヴィーガン対応カプセル)

最後に

この記事を書きながら何度も心が苦しくて、パソコンを打つ手が止まりました。人はどこまで残酷になれるのでしょう・・。

この事実を知ったとき、わたしにできることは多くの方にこの事実を知っていただくこと、不買行動を広めることだと思い、記事におこしました。

さとみ
さとみ
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