こんにちは。
さとみ(@stm_nd)です。
とある記念にビオディナミのワインをいただきました。
ビオディナミとは、バイオ・ダイナミックとも言われる、自然派ワイン造りの手法のひとつ。 20世紀初頭に人智学、ヴァルドルフ教育法を提唱した、ドイツの哲学博士ルドルフ・シュタイナー氏による「農業講座」が基礎となっています。
バイオ・ダイナミック農法の根底にある、
「全ての生命は、地球上で完結しているのではなく、地球を含む宇宙の営みからも影響を受け、調和しながら生きている」
という考えのもと、天体の運行に合わせて植物を栽培します🪐🌏💫🌿
それは、農薬や化学肥料を使用しない、自然に根ざしたサスティナブルなものです。
「わたしたちは宇宙の一部である」
この思想がわたしは大好きで、
ビオディナミの考え方にはとても共感します☺️
わたしのプロデュースしているオーガニックコスメ「ラヴィステラ」も、
根幹にこの思想があります。
ビオディナミはワインに限った農法ではなく、食品や飲料、化粧品などあらゆる製品に活かされています。
代表的な認定機関として1987年にフランス政府が認められた「DEMETER デメテ―ル」(デメター)があり、規定に則ったビオディナミを実践し、7年目以降に認定されるというとても厳しい基準が設けられています。
その厳格度合いによって
リュット・レゾネ(減農薬):化学物質をできるだけ抑制した栽培。
↓
ビオロジック(有機農法・オーガニック):化学的に合成された肥料・農薬・除草剤を一切使わない栽培。
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ビオディナミ:ビオロジックに加え、天体の運行に合わせ、自然物質を使った特別な調剤を用いて自然の潜在能力を引き出す農法。
に分類されます。
ビオディナミでは、地球や宇宙の大きなパワーを取り入れ土地や植物の活力を最大限に引き出すため、月、惑星、星座の位置を記した「ブドウの種蒔きカレンダー」に則りワイン造りを行います。
このカレンダーには、月の満ち欠けに基づいたブドウの種蒔きや収穫、瓶詰の時期、さらにはワイン熟成用に使う樽のオーク材の伐採日などまでもが細かく記されています。◆出典:秋の月と楽しむビオディナミワイン
ナチュラルワインの身体への優しさに驚いた
お酒は割と強い方なのですが、昔から普通のワインは少し飲むだけで吐いたり、翌日の二日酔いや頭痛が酷くて体質に合わないとばかり思って避けていました(たまに飲むとしても日本酒)。
ですが、数年前に初めてビオワインを飲んだ時、翌日スッキリ起きられて二日酔いも一切なくてビックリしました✨
ナチュラルワインは二日酔いしにくい
これにはきちんとした理由があります。
アルコールは胃で吸収され、肝臓に運ばれ毒素と識別されて排出されます。肝臓にある一連の酵素がアルコールをアセトアルデヒドに変えて、他の酵素が(グルタチオンなどに力を借りて)アセトアルデヒドを簡単に排出できるアセテートに変換します。
アルコールを飲むとグルタチオンが消費され、未処理のアセトアルデヒドが血液中にどんどん増えていきます。
アセトアルデヒドはアルコールの10〜30倍もの毒性があり、体内を循環すると頭痛や吐き気を催します。
この、アルコールを分解するのに欠かせないグルタチオンが亜硫酸塩によって破壊されやすいことから、亜硫酸塩を添加していないナチュラルワインが二日酔いや頭痛が起きにくい理由だと言われています。
◆参考:自然派ワイン入門
わたしの好きをまとめあげたような素敵なワインを選んでくれた想いにも、とても幸せな気持ちになりました💫
まだナチュラルワインは知らないことだらけですが、その深い世界を楽しみつつ、学んでいきたいなと思っています☺️