動物たちのこと

クジラとイルカの地球での大切な役割

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みなさまこんにちは🌜
植物美容家のさとみ(@stm_nd)です(*ˊᵕˋ*)

日本がIWCを脱退し、商業捕鯨が31年ぶりに再開されてしまいました。
こんなに悲しいことはありません。

捕鯨再開の理由を、文化であるとか、貴重なタンパク源であるから、等々いろんな理由で正当化してしまっていますが・・

まず人間ベースの視点でなく、「地球」という大きなくくり、星という視点でクジラやイルカについて知ってほしいなと思い、今日こうしてブログを書いています。

 

世の中を見る視点を変えよう

日本、欧米、ヨーロッパetc…
わたしたちは国や地域という視点で物事を見ていますが、もっと視点をあげてみましょう。
わたしたちはみんな、地球という星の住人で、大きな家族です。

それは、動物や植物、空気や水・・・
多くの生命体もすべてが家族である、ということです。

 

神秘的な存在、イルカとクジラ

イルカは地球の〝母胎〟

クジラ目のイルカとクジラは、人類よりもずっと古く、1万2000年以上前から地球上にいます。学者たちはイルカの胎児の発達に基づいた研究と、イルカの骨の構造から、こんなおもしろい結論に達しています。

それは、イルカは元々陸に住んでいた動物で、そのあとの進化の末、再び水の中へ戻っていった、というものです。

デルフィン(Delphine:ドイツ語でイルカのこと)という概念は、ギリシャ語のdelphysという言葉と密接な繋がりをもっています。
Delphystとは、母胎・子宮の意味です。

 

 

愛の象徴

有名な、愛の神エロスはイルカに乗った姿で描かれています。

古代ギリシャでは、イルカは神聖なものとして大切にされていました。
それらは様々な芸術、彫刻などにも見ることができます。

イルカに乗ったアフロディテ像

 

伝説や神話で描かれるイルカは、賢さ、美しさ、生きる喜び、調和、強さ、自由、忠節などまさに愛の象徴でした。

オーストラリアのアボリジニは母なる大地を守ることを最も大切なことである、と考えてきましたが、北オーストラリアには自分たちを「イルカ族」と呼んでいる人たちがいて、部族の象徴するトーテム動物としてイルカを祀って崇拝しています。
彼らはイルカとテレパシーで交信していて、イルカが無事であることに自分たちの生存もかかっている、と信じています。

 

心優しいイルカ

どのセラピストにも心を開かなかった自閉症の子どもが、イルカとのトレーニングプログラムで次第に心を開き、感情の動きを示すようになる、というデータもあります。これは実際の研究でもはっきりとした結果が得られています。

彼らには、心にまっすぐ入っていくすばらしい力があるのです。

 

クジラの歌

水中の音は空気中の4倍の速さで広がります。クジラの中にはとても高い周波数を出して、何百キロも離れた仲間に信号を送る種類もいます。
これをコンピューターで解析したところ、30分あたりで100万から1000万ビットの情報量が入っていることが解っています。

彼らは群れ単位で独自のメロディーをもっていて、1年ごとにそのメロディーを買えるのだそう。これについて学者たちはこう述べています。

彼らが習得した文化を世代ごとに発展させていく〝伝統〟をもっている証拠だ

クジラの歌を聴いた人によると、その歌声は「ゾッとする美しさ」なのだそうです。

クジラたちが宇宙や地球と繋がり、歌を通して宇宙のエネルギーを伝えている

と確信する人たちもいます🐳

 

 もう一度、彼らとの繋がりを思い出そう

都会に住み、自然とかけ離れた生活をしていると
動物たちとの繋がり、ましてや海の中に生きる彼らは遠い存在のようで、あまり考える機会はないかと思います。

でも古来の人々は、自然や動物もすべてが一つで、深い繋がりがあることを知っていました。私たちの心の中にも、きっとその懐かしい記憶があるはず。

同じ星に生きる仲間たちに、より優しく、ともに生きる道を選ぶ人が増えることを願ってやみません。

 

 

ABOUT ME
Satomi Noda
社会起業家、ヴィーガンコスメ『ラヴィステラ』代表。「7世代先も持続可能なビジネス」をモットーに、人、動物、環境に優しいウェルネスライフの普及に努めています。星読みとナチュラルワインと猫が好き。