動物たちのこと

美しくて哀しい、地球でもっとも美しい絶滅図鑑

みなさまこんにちは🌜
植物美容家のさとみ(@stm_nd)です(*ˊᵕˋ*)

みなさんは、地球上でどれくらいの動物や植物たちが
絶滅の危機に瀕しているかご存知でしょうか?

 

IUCN(国際自然保護連合)が毎年更新している、絶滅のおそれのある世界の野生生物のリスト「レッドリスト」。
最新版のリストでは、2万5,821種を、特に絶滅のおそれの高い「絶滅危機種(CR、EN、VUの3ランク)」として掲載しました。

生物種の50%~90%が生存するといわれる熱帯雨林(地上の面積の約7%)では、森林の消失に伴い、一日あたり74種もの生物が絶滅しているとされています。
(参考:E・O・ウィルソン『生命の多様性』1992年)

危機の主な原因は、森林伐採や都市の拡大、農地や牧場の開発といわれています。

 

20世紀の絶滅

レッドリストに掲載された、1600年以降に絶滅した種の数は、700種あまりにのぼります。

このうち20世紀に絶滅した種が正確に何種なのかは分かりません。しかし、絶滅年は確定しにくいものの、確実と思われるもの以外を除外してみると、過去400年に絶滅した哺乳類のうち45~50%は、20世紀になってから絶滅したとみられています。

また、鳥類については100種あまりの絶滅種のうち35~40%が20世紀になってから絶滅したようです。この数字を見ても、絶滅のスピードが加速していることがわかりますが、今後はさらに地球温暖化の影響なども、絶滅に拍車をかける要因になると考えられるし、絶滅のスピードを抑制することは極めて難しいと考えられます。

WWF JAPAN「絶滅について」より引用

 

絶滅してしまった動物たちには、ドードーやリョコウバト、ブルーバック

などがいますが、
それら絶滅した動物たちや絶滅危惧種の生き物たちを
美しく描いた絵本があります。

動物、鳥、魚、恐竜、昆虫、草花……230種。
糸や布、ビーズなどを使って描いている作品集が、
作家、清川あさみさんの「もうひとつの場所」です。

 

ステラーカイギュウ

長さ7.5メートル、重さ4トンもあるおおきな海牛。
ステラーカイギュウは、発見からわずか27年で地球から姿を消してしまいます。
肉や毛皮を目的とした乱獲がもっとも大きな原因ですが、
そのほかにも彼らのやさしい性格もわざわいしました。
ステラーカイギュウには、仲間が殺されると助けるために集る習性があって、
それがハンターたちにとっては好都合だったのです。
ステラーカイギュウのオスたちは、メスが殺されると死体を囲むように集まり、
つき刺さったモリやからみついたロープを外そうとしたといいます。

(本書「ステラーカイギュウ」より抜粋)

 

この一節を読み、涙が止まりませんでした。

こんなに優しく美しい動物たちが、肉や毛皮、ハンティングなどの娯楽のために命を落としてしまったことが、とても悲しくて。

清川あさみさんの作品には、宮沢賢治さんの銀河鉄道の夜や、
オスカー・ワイルドの幸福な王子など、わたしの大好きな小説を題材にしたものがあってどれも素敵なのですが、
この絵本は、わたしの一番の思い入れのある大切な作品です。

 

この絵本の文章はどれも短く、淡々としています。
でも、あさみさんの描く作品が美しいからこそ、
人間のやってきたあまりにも残酷で身勝手な行為の醜さがありありと対比として浮かび上がってきて、文字では伝わらない部分に訴えるものがあります。

わたしは絵本が大好きで、家に何冊も置いているお気に入りがあるのですが
いつか飲食店を作ったときに、
このお気に入りの絵本たちをお店に置きたいな、と思っています。

 

絵本って、言葉で伝わらない感覚的な部分に触れるものだと思うし、
ロジックでなく心に訴えるものがあると思います。

子どもの頃って、動物が傷つけられていたら誰しもが「かわいそう」って思う心だったり、頭でなく感覚的な部分で生きていたと思うんです。

 

自分を必要以上に飾り立てたりするために、誰かや何かを傷つけたり奪ったりする人は、ディズニー映画の作品でもアクション映画でも、悪役として描かれている。

でも、いざ現実の世界になると
わたしたちが悪役の方になっていて、それに気づいていない、
日常化してしまっている、ってことがよくあります。
(もちろん、わたしを含めて)

 

こうした作品が、童心に返り、今一度わたしたちの生き方、暮らし方を
見つめ直すきっかけになれば・・・と思います。

 

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