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人種差別を行う心理と差別をなくす方法

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こんばんは🌖
(株)ラヴィステラCEO、植物療法士のさとみ(@stm_nd)です。

ミネソタ州ミネアポリス市内で25日に起きた事件は、通行人がその一部始終を撮影したショッキングな動画がSNSで拡散され、全米の注目を集めています。

映像には、白人警官がズボンのポケットに手を突っ込んだまま、無抵抗の黒人男性の首を膝で道路に押さえつけ、男性の「息ができない」という懇願を無視し、失神するまで体重をかけて押さえ続ける様子がはっきりと映っています。

男性は気を失った後、救急車で病院に搬送されたが、死亡。
これにより人種差別であると市民による暴動が起き、日に日に過激化を増しています。

コロナ関連の逮捕者のほとんどが黒人だったことも問題に

ミネソタ州だけではない。米国の各都市では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外出する場合は他人との距離を保つ「ソーシャル・ディスタンス」を徹底するよう市民に命じていたが、命令違反で市民がパトロール中の警官に逮捕されたり拘束されたりするケースが相次いだ。ところが、警官に目を付けられた市民のほとんどが黒人などマイノリティ(少数派)であることがわかり、問題になっている。

例えば、ニューヨーク市のブルックリン地区では、3月17日から5月4日の間に40人が逮捕されたが、そのうち35人が黒人、4人がヒスパニックで、白人は1人だった。ワシントン・ポスト紙は、同じニューヨーク市内でも、白人が多く集まる公園では、警官は市民らにマスクを手渡しして感染に注意するようやさしく諭すが、マイノリティが多く住むエリアでは、ルールを破った通行人らが無理やり地面に押さえつけられるなどして逮捕される例が相次いでいると報じた。

出典:米国ではなぜ黒人ばかり逮捕されるのか(Yahoo!ニュース/2020年5月29日)

 

差別は少なからず自分たちの心の中にもあるもの

例えば、女性的、男性的などの表現や「若いのに●●」といった表現は、わたしも思わず使ってしまうことのある言葉ですが、わたしたちはこうした性や土地柄、年齢などから「こういう傾向がある」と判断してしまいがちです。

解釈を広げるならば、血液型占いなども「あの人は●型だからこうである」と根拠もなく決めつけてしまいがちな典型であるとも考えられます。

また、人種差別だけでなく、世の中には性差別、職業差別、動物への種差別など多くの差別が存在します。

差別が起こる心理

人には『自尊心』、『自己肯定感』があり、これは

自分が有利になりたい
人より上に立ちたい

といった心理です。

例えば、他人へのアンチ行為を行うような自己肯定感が低い人が、人をけなすことで自分のほうが上だと思うことで相対的に自己肯定感を補う心理もこれにあたります。

 

差別はどうすればなくなるのか

まずは、自分の中にも差別心がないか日常的に自分を振り返る姿勢が大切だと思います。
その上できちんと想いを声に出していくこと、決して差別は当たり前のことでないと行動にして伝えていくことだと思います。

今回様々な問題が浮き彫りになりましたが、これまでの歴史を顧みても、女性の参政権をはじめ差別撤廃の裏には必ず市民の行動がありました。

ブログではずっと伝え続けていることですが、わたしたちは日本人やアメリカ人である前にみんな地球人です。肌の色でなく地球人として、違いを個性として受け止めあえる社会を創っていきましょう🌍💫

 

ABOUT ME
Satomi Noda
社会起業家、ヴィーガンコスメ『ラヴィステラ』代表。「7世代先も持続可能なビジネス」をモットーに、人、動物、環境に優しいウェルネスライフの普及に努めています。星読みとナチュラルワインと猫が好き。