こんにちは✨
植物療法士のさとみ(@stm_nd)です(*ˊᵕˋ*)
前回も伊藤ハムさんが植物性の代替肉市場に参入した件を記事にしましたが、

世界中で代替肉ブームが止まりません☺️
香港の代替肉、その名もオムニポーク!
1000億ドル規模のブルーオーシャンを狙い、アメリカのビヨンドミートに対抗して誕生したのが香港生まれのOmni Pork(オムニポーク)。もうご存知ですか?🐷今香港で大ヒットしていて、アリババで2日で1トンもバカ売れしちゃったそうです( ゚д゚)!!


アジアの大半の地域では、牛肉よりも豚肉の方が多く消費されていて、中国国内の食肉消費の65%は豚肉。
同じひき肉料理でも、欧米人はハンバーガー、アジア人は餃子を好み、さらに豚肉は点心や料理に広く使われているため、アジア市場における主な植物肉の需要は豚肉にある、と商機を見たそう。
開発を行っているのは、植物由来の食品を中心に持続可能なエコライフを推進する香港のソーシャルベンチャー「Green Monday」で、創業者は楊大偉(デビッド・ヨン)氏。
Green Mondayは2012年に設立。現在は世界約40カ国で事業を展開しており、企業や学校、政府機関などの協力を得て、「月曜日は菜食にしよう(グリーン・マンデー)」というキャンペーンを主宰しているそうです。
Green Mondayに所属する企業グループは小売や卸売、投資、フードテック業務なども手掛けていて、香港でスーパー「Green Common 」を9軒運営するほか、植物由来の豚肉製品「オムニポーク(Omnipork)」を売り出しています。
今年の第3、4四半期には、ついに中国市場に進出する予定なのだそうです🇨🇳🐼
現在、オムニポークはシンガポールやタイ、香港、マカオ、台湾などで多くの飲食店と提携していて、小売業も展開しています。
袋230グラムのオムニポークの価格は43香港ドル(約600円)で、本物の豚肉よりも若干値段が高いですが、現在豚コレラの影響で豚肉価格が上がっているので、今年5月時点では、香港市場でのオムニポークは本物の豚肉よりも安くなっているそう。

元々中国は道教の教えも根付いていますし、漢方、薬膳の文化もありますので、植物性のヘルシーな代替肉はとても親和性が高いのではないでしょうか。☺️
いち早く中国で代替肉開発を行った楊さん、目の付け所がさすがだとしかいえません(*^-^*)
若い世代を中心に動物愛護、環境保護、健康への意識が高まっていますが、経営者の端くれとしても、これからの時代を担う若者のニーズに応えた商品作りは起業家にとって欠かせない視点だと思っています。

アジアといえば、去年わたしがアワードガールとして登壇させていただいたベジタリアンアワードが、今年からはアジアベジタリアンアワードとなって、さらに規模を拡大して開催されます。
今年はプラントベースEXPOと同日開催のため、アワードガールは辞退させていただき、出店の方に力をいれることにしましたが、イベントの詳細はまた公式LINEなどで告知させていただきますね☺️
(※2020年5月13日追記:新型コロナウイルスを受け、イベント開催が延期になる可能性がございます。最新のイベント開催情報はプロフィールよりご覧ください。)