実はここ何日かずっと落ち込んで、
何もする気が起きないほど悲しい気持ちでいました。
メディア各社でも報じられている通り、
俳優の三浦春馬さんが亡くなりました。

彼がなぜ自ら命を絶ったのか。
その理由を探っている記事の中で明かされていた、彼の優しさや繊細さ、抱えていた家族間の悩み。
あの笑顔の裏にたくさんの想いを抱え、ひとりクローゼットの中で死を選んだこと。
どんな思いだったろうと想像するだけで胸が引き裂かれるように、何日経っても苦しくなります。
母子家庭だったことや周囲の顔色をうかがったり気を遣いすぎるところなど自分自身と重なる部分も多くあって、
その痛みや苦悩が少なからずわかるような気がして。
特別ファンだったわけではない人たちですら、今回の件にショックを受け深く落ち込んでいるようです。
彼の場合は知名度のある方でしたから、人に相談することや途中で何かを投げ出してしまうこともできなかったのかもしれません。
今年5月には、三浦春馬くんが地球のために週に一度菜食をしようとインスタグラムで呼びかけてくれていて、とてもうれしくてこのブログでも紹介しました。

彼の俳優として、歌手としての能力を抜きにしても、
こんなに心優しい人が死にたいと思うほどの苦しい想いを抱えていたことがとてもつらく、何度も涙が溢れてきます。
目が覚めたときに、悪い夢だったならいいのに・・。
優しい人は痛みを知っている人です。
痛みがわかるからこそ、人に同じ思いをさせないように言葉ひとつ選ぶにもとても神経を使って、空気を読んで自分の気持ちを後回しにしてすべて引き受けたり、人にあわせて自分のことを2番目、3番目に置いてしまいます。
わたしも過去にたくさんの痛みを知りました。
それは、思い返すとすべてが今の道に繋がっていたとわかりますが、その痛みや抱えきれないものに押しつぶされてしまう人もきっとたくさんいらっしゃることでしょう。
自分がこういう問題に対してなにができるのか、今はまだはっきりとしたものはわかりませんが、すべてから開放されて、心身を癒せる場所をいつか創ることができたらいいな、と思います。
春馬くん、たくさんの笑顔をありがとう。
天国でどうか、がんばりすぎた心と体をゆっくり休めてくださいね。