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【なんでも許す必要なんてない】誹謗中傷への正しい対応

こんにちは🌞
(株)ラヴィステラCEO、植物療法士のさとみ(@stm_nd)です(*ˊᵕˋ*)

木村花さんの事件後、さまざまな芸能人が誹謗中傷について動き始めましたね。
開示請求手続きが簡素化される日も近いので、ネット上で悪口を書いた人が逮捕されることも今後どんどん増えていくことでしょう。

木村花さんの死去。ネット中傷にもっと罰則強化を。こんばんは。さとみです。 また悲しい事件が起きてしまいました。 テラスハウスに出演なさっていた木村花さんの死去。 原因はSNS...

元々、開示請求手続きを簡素化しようという流れは木村花さんの事件前からありました。

2020年4月30日のNHKのニュースによると、裁判を起こさなくても情報開示を受けられる仕組みや、投稿者を特定するために開示する情報の対象にメールアドレスやIPアドレスだけでなく電話番号を加えることを有識者会議で検討していることが記載されています。

インターネット上の書き込みなどでひぼうや中傷を受けた人が、投稿した人物の情報開示を請求できる仕組みについて、総務省は手続きにかかる時間を短縮できるかどうかなど、見直しの検討を始めました。

SNSやブログなどインターネット上の書き込みでひぼうや中傷を受けた人は、人権侵害が明らかな場合に、投稿した匿名の人物の情報をインターネット接続やSNSのサービスを提供する企業などに開示するよう求めることができます。

しかし、手続きに時間がかかることや投稿者が特定できない事例が増えていることなどから、総務省は有識者会議を設けて見直しの検討を始めました。

有識者会議では表現の自由やプライバシーの保護と両立させながら、裁判を起こさなくても情報開示を受けられる仕組みや、投稿者を特定するために開示する情報の対象にメールアドレスやIPアドレスだけでなく電話番号を加えることなどを検討することにしています。

総務省によりますとSNSなどの普及に伴ってインターネット上の人権侵害は年々増加傾向にあり、新型コロナウイルスの感染拡大で感染した人などへの中傷も起きています。有識者会議は、ことし7月ごろに方向性を示したいとしています。

出典:ネット中傷の投稿者の情報開示 総務省が見直し検討(2020年4月30日NHK NEWS WEB

シェアハウスでの生活を記録するフジテレビの番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラーの木村花さん(22)は3日前、都内で死亡し、所属団体などによりますと、SNS上では番組への出演や言動を非難する投稿がされていたということです。

これについて、高市総務大臣は26日の閣議のあと、記者団に対し哀悼の意を表したうえで、「ネット上のひぼうや中傷を抑止して被害の救済をはかるためには、投稿した人物の情報の開示が適切に行われることが必要だ」と述べました。

そのうえで、ひぼうや中傷を受けた人が投稿した人物の情報開示を請求できる「プロバイダ責任制限法」の仕組みについて「先月、有識者会議を設置し、開示対象とする情報の追加や手続きを円滑化するための方法などの検討を始めていて、制度改正を含めて対応したい」と述べ、速やかに見直しを進める考えを示しました。

総務省の有識者会議は、裁判を起こさなくても情報開示を受けられる仕組みや、投稿者を特定するために開示する情報の対象に電話番号を加えることなどを検討しています。

(出典:2020年5月26日ネット上のひぼうや中傷 投稿者特定の仕組み見直しへ 総務相

 

わたしも長くSNSで発信しているので、中傷被害には何度かあったことがあります。

わたしのせいで両親が離婚した、体を売っている、など事実無根の内容をわたしの実名つきで投稿して、わたしがフォローしている友人たちをわざわざフォローしにいったり、
そんなに動物愛護の活動がしたいならオーストラリアに行ってお前が焼かれてこい、などと裏アカを使って直接DMで悪口を送りつけてきた方もいました。

ひどい方だとひとりでアカウントを20個くらい作ってた方もいらっしゃいました。
自分が人生で一度も使ったこのないような、下品で、
よくこんな汚い言葉が口から出てくるものですね・・というものもありましたし、これを見ず知らずの相手に吐けるのだから大したものです。

 

わたしはインスタのDM受信を制限しているのですが、(自分がフォローしている人以外からのメッセージは受信しない設定にしています)
誹謗中傷されていた頃はこの設定ができなかったので、1通届くたびに受信するかしないか確認ができて、
「あ、中傷だ」と一度拒否設定にするともう同じ人からのDMは届かないのですが、
そのアンチの方はたった1通わたしに悪口のメッセージを送るために毎回アカウントを作り直してましたね😅

一切反撃しないことで3ヶ月ほどして捨て台詞を吐いていなくなりましたが、それでも3ヶ月も粘着されるというのは、決して気分の良いものではありませんでした・・><

 

そしてね、相手を特定できても、こういうことをする人というのは時間を持て余した無職の方も多くて、裁判をしても損害賠償を取れないこともあるので、さんざん言われたのにもかかわらず泣き寝入りする方も多いのです。
(わたしのアンチ行為をしていた方も、無職で精神疾患を抱えた方でした。)

タチが悪いことに、こういう方というのはほとんどが裏アカからしか言えず、自分でも悪いことをしている自覚はあるのです。
本当に正当性のある内容ならば、正々堂々と本アカや実名顔出しで言えますのでね。
匿名でしか言えない、言ったあとにアカウントを削除する、というのは自分は悪いことをしていますという自己紹介のようなもので、
自覚がありながらこういう行為を繰り返すことが問題なのです。

なんでも許すことは愛じゃない。正しく反撃することは抑止力になる。

誹謗中傷行為をする方というのは、ご自身の実生活が満たされていない方が多いのです。
まっとうに働いて自分のやるべきことに追われていたり毎日楽しく生活していれば、他人がどう生きていようと、自分に関係のないことにエネルギーは使わないもの。

矢印が自分に向いていないから、他人の言動が気になって仕方がないんですね。
ましてや嫌いな相手の投稿を見に行って何か穴を探す行為は、時間の無駄でなにひとつ自分にもメリットはないわけです。

 

わたしはその頃ブッダの本を読んで、ひたすら反応しないことにしていました。

わたしがしたような完全スルーは、実体のないサンドバックを叩いているようなものなので、そのうち相手が虚しくなって中傷行為をやめるパターンも多いのですが、その時は、

さとみ
さとみ
こういう行為をする人は過去に自分もつらい思いをしてきたんだろう

と自分の受け止め方を変えて、愛をもって対応するべきなのだと思っていました。

でも、今回木村花さんの事件を見て思ったのは、
中傷行為を悪いことだと教えるために、しかるべき法的な対応をすることは相手のためである。そして今後被害者を増やさないための愛のある行動である、ということです。

わたしのレベルだと無視で済むことでも、
芸能人や知名度のある方となると、何年にも渡って悪質な嫌がらせを受けているそうです。

はあちゅうさんは、子供を虐待しているという事実無根の通報を何度もされているそうですし、イケハヤさんは高知県の自宅に不法侵入されたり自宅までのルートをネット上にアップされたりもしたそう。

どう考えても面白半分でやっているとしか思えませんよね。
こういう方をまともに相手にしてもヒートアップするだけです。。

証拠はすべてスクリーンショットで集めておこう

もし誹謗中傷にあったら、必ずスクリーンショットを撮って保存しておきましょう。
場合によっては裁判をおこして損害賠償請求で50〜100万請求することも可能ですし、法改正で個人特定までの敷居が低くなれば、もっと個人特定しやすくなるでしょう。

わたしも過去の誹謗中傷はすべて証拠を残しています。
本人はアカウント名を変えたりアカウント削除していますが、ログは残るのでね。今後しかるべき時がきたら法的に対処します。

 

怒りたい時は怒っていい。自分の心も大事にしよう

https://twitter.com/faridyu/status/1198393325235187717

誹謗中傷にあっている人はれっきとした被害者です。
被害にあった人が泣き寝入りする必要はないですし、反応すれば面倒になると思うかもしれませんが、あることないこと言われて傷ついた自分の心を大事にしましょう。

そして現在誰かに対して中傷行為をしている方は、誰にとっても生産性のない行為は今すぐやめることをお勧めいたします。

ABOUT ME
Satomi Noda
社会起業家、環境活動家。ヴィーガンコスメブランド『LA VIE STELLA(ラヴィステラ)』代表取締役社長(Founder & CEO)、ブランドプロデューサー。 「7世代先も持続可能なビジネス」をモットーに、日本におけるサスティナブルな消費文化の普及と、人、動物、環境に優しいライフスタイルの普及に努める。 2020年アジアベジタリアンアワードノミネート。
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