こんにちは🌞
(株)ラヴィステラCEO、植物療法士のさとみ(@stm_nd)です(*ˊᵕˋ*)
中国で動物実験廃止に向けて前進の兆し🐰長年に渡り中国の化粧品の動物実験廃止を求める運動を続けてきたHumane Society International(HSI)は、2021年初めの時点で、香水、マスカラ、シャンプー、チークなど輸入化粧品は動物実験手順から免除される可能性があると説明。https://t.co/oYZtUdAp3n
— 野田さとみ (@stm_nd) July 6, 2020
中国の動物実験に関して、来年(2021年)にもほとんどの化粧品において動物実験廃止になる兆しが見えてきました。
報告によると、中国はほとんどの化粧品の動物実験廃止に向けた軌道に乗っている可能性があります。
まだ輸入された通常の化粧品の市販前動物実験をどのようにして見送るか、どのように満たすかを企業に助言するために、追加の補足規制が作成されている段階です。
Humane Society International(HSI)は、来年初めの時点で、香水、マスカラ、シャンプー、チークなどの輸入された通常の化粧品は、動物実験手順から免除される可能性があると説明しています。
「シグナルは非常に強く、私たちがその軌道に乗っていないと信じる理由はありません」と、HSIの研究および毒物学の副社長であるTroy Seidle氏は述べています。
中国での動物実験
HSIは長年にわたって中国での化粧品の動物実験終了を求める運動を続けてきましたが、その成果は、ゆっくりと着実に進歩しています。
新しい規制法が成立する場合、特定の「特殊用途」の化粧品(ヘアカラーなど)は、依然として動物実験段階の対象となる可能性があります。
「それは道のりでした」と語るのは、中国に多くの製品を輸入している会社ユニリーバの製品安全および環境担当のバイスプレジデント、ジュリアフェンテム。
大きな責任
「2011年、私たちは中国の科学者と規制当局を、上海のユニリーバ研究所で米国を代表する思想家と一緒に集め始めました。
当時、私たちは動物以外の試験方法で商品開発する20年もの歴史をすでに持っていましたが、中国の科学者にとってこれは新しいことでした。」
「あなたが政府の役人なら、何百万もの消費者に対して大きな責任があり、それが変化を妨げます。」
「コミュニティを適切に保護するもの、または適切に理解されていないものを見つけることは、大きな義務です。」
◆原文はこちら
→ CHINA APPEARS ON TRACK TO END COSMETIC ANIMAL TESTING – Raise Vegan
中国国内における化粧品の動物実験
日本の大手メーカーが「動物実験を廃止した」というニュースに抜け道があるのをご存知でしょうか。
2014年6月30日から、一般化粧品を中国国内で製造している企業は、新たな製品に対して動物実験を実施したり、動物を用いた試験を実施するために、中国政府に新しい製品のサンプルを提供する必要がなくなりました。
動物実験の代わりに、有用性が評価され、国際的に認められた、動物を用いない試験方法により得たデータを含む、原料の安全性データを用いた製品のリスク・アセスメントを提出することができるようになったのです。
ですが、これは全ての化粧品に適用されるのではなく、例外があります。
中国国内での販売するために中国本土の外で製造された化粧品には、この改正は適用されません。毛髪染料、制汗剤、日焼け止めや美白製品等、「特殊用途化粧品」にも適用されません。
資生堂は国内における動物実験を廃止しましたが、これはあくまで「日本国内の製品において」です。
依然として中国への輸出向けの化粧品においては動物実験を継続しています。
(参考記事:中国の化粧品の動物実験に関するよくある質問 / HUMANE SOCIETY INTERNATIONAL)
イギリスの人気化粧品ブランドLUSHは原料の買い付けに至るまで動物実験を行わないというポリシーを徹底しており、
中国の輸出化粧品における動物実験義務から、巨大マーケットである中国市場への展開を行っていません。
日本でも動物実験反対のアクションを積極的に行っている、とても素晴らしい化粧品ブランドです。


中国でも、現在植物性化粧品の売上が伸びていて、今回の新型コロナウイルスを受け、欧米やヨーロッパのようにヴィーガンコスメの需要が高まる可能性があります。
また、メイドインジャパンの化粧品は依然として中国国内で非常に人気が高いです。
動物実験していない化粧品を購入したり企業に意見を届けることは、大きな後押しとなります。ぜひみなさんもその声を届けていきましょう🐰✨